平成24年1月29日開催 平成24年1月29日開催 平成24年1月15日開催 平成24年1月15日開催

地域福祉・介護分野の

 全国的に少子高齢化が進む中、竹田市の高齢化率は平成21年10月1日現在40.7%(下記資料参照)となっています。また、世帯構成を見てみると高齢者のみの世帯が占める割合が高く、高齢者の20.4%が独り暮らしとなっています。今後も増えていく高齢者への施策として、介護支援はもちろんのこと、介護予防や様々なニーズに応じたサービスを提供する担い手の育成、また経験豊富な知識を有する元気な高齢者の雇用の創出など取り組んでいく必要があります。

 地域福祉・介護分野では高齢者を含めた竹田市民が「与えてもらう」ではなく「創り出す」ことによって、行政やボランティアではまかなうことのできない支援や仕組みづくりを構築していきます。またその過程で主導的に担う人材育成や有償ボランティア制度の導入等によって、高齢者が生き活きと参画できる高齢者にやさしい地域づくりによる雇用の創出や起業を目指しています。


地域福祉・介護:地域での取り組みのイメージ

 竹田市暮らしのサポートセンター(仮称)は、竹田市社会福祉協議会や竹田市地域包括支援センターと連携し、地域包括ケアシステム(下記の図を参照)の生活支援サービスの提供を行い、地域住民が地域で住み続けることのできる環境づくりを行います。そのため高齢者ニーズや地域課題の把握を行い、必要とされるサービスの構築と、人材の育成を行います。

*解説1:5~10人程度の寄り合い場を設けてもらい、配食、買い物代行、見守り等の拠点を作る。


国における地域包括ケアシステムのイメージ(平成24年度~)

①医療と連携の強化
・24時間対応の在宅医療、訪問看護やリハビリテーション
の充実強化

②介護サービスの充実強化
・特養などの介護拠点の緊急整備
・24時間対応の在宅サービスの強化

③予防の推進
・できる限り要介護状態とならない為の取組みや自立支援型
の介護の推進

④見守り、配食、買い物など、多様な生活支援サービスの
確保や権利譲渡など
・一人暮し、高齢者夫婦のみ世帯の増加、認知症の増加を
踏まえ、様々な生活支援サービスを推進

⑤高齢期になっても住み続けることのできるバリアフリー
の高齢者住まいの整備
・高齢者専用賃貸住宅と生活支援拠点の一体的整備
・持ち家のバリアフリー化の推進

地域福祉・介護分野の実施プログラム

雇用拡大プログラム:事業の拡大、新事業の展開等を支援し地域の雇用機会の拡大を図ります。

多岐多様な地域福祉・介護に必要なサービスに対して有償サービスの制度を導入し、竹田市民が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるための「暮しのサポートセンター(仮称)」運営に必要なノウハウを学びます。

人材育成プログラム:地域で求められている人材を育成し地域の雇用につなげます。

竹田市社会福祉協議会、地域包括支援センター等と連携し、地域福祉・介護分野の事業展開を図ります。
24年度は、モデル地区(久住、直入)を選定し、有償サービスの構築も含め、「暮らしのサポーター」の拠点として
地域住民が気軽に立ち寄れる場『寄り合いの場』づくりなど、震災等緊急雇用対応事業(25年3月まで)で
配置された事業支援員や関係者と連携して、実証的な取り組みを行います。
また市内、南部地域、荻地区においても暮らしのサポーター養成セミナーを開催していく予定です。


セミナーは竹田市民の方なら、どなたでも参加できます。
お気軽に下記までお問い合わせください。
〒878-0011 大分県竹田市大字会々2250-1
竹田市経済活性化促進協議会/TEL0974-62-2122

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